キノの旅 the Beautiful World 11
- タイトル
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キノの旅 the Beautiful World 11
- 著/イラスト
- 出版社
- シリーズ
- 本体価格
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550円+税
- 発売日
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2007年10月31日
- ISBN-13
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9784840240253
- ページ数
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257ページ
『キノの旅 the Beautiful World 11』の内容
ある春の日。 山からの冷たい雪解け水が、森の緑に活力を与え始める頃――。
朝の日を背に受けて、キノとエルメスは、とある国を見下ろす山の上にいました。
あとは道を下っていくと、そこにある森に囲まれた広い城壁の中へと、城門へとたどり着く場所でしたが、「こりゃ入れないね、キノ」 エルメスとキノは、そこから動こうとしません。
見えるのは、国内のあちこちで上がっている火の手でした。
たくさんの家が燃えています。 風に乗って、薄く煙が、そして人間の悲鳴が聞こえました。
キノがスコープで覗くと、人々が殺し合っているのがよく見えました。
狭い国内で、たくさんの人がたくさんの人を、殴ったり切ったり、時に撃ったりしながら、朝のお日様と蒼い空の下で、延々と殺し合っています……。(『お花畑の国』)
『お花畑の国』 を含む、11の物語を収録。 黒星紅白描き下ろしイラストも満載!
そして、今回の “あとがき” では……!?
©メディアワークス
キノの旅 the Beautiful World 11について
「キノの旅 the Beautiful World 11」は、メディアワークスが2007年10月31日に発売のライトノベル作品。原作:時雨沢恵一(著)、黒星紅白(イラスト)。