学園キノ 2
『学園キノ 2』の内容
今までもこれからもあってはいけないノベルのはずだった……。
「ねえ木乃。ちょっと足を止めて、七十二度左に向いて、顔を十四度上げて笑顔でピースサインをしてみて」エルメスが、突然そんなことを言いました。
「なんで?」「いいから」木乃は訳も分からないまま、言われたとおりに顔とVサインを向けて、「こう?」「はいチーズ――」「もういいよ、木乃」エルメスの言葉に、手を下ろした木乃が、歩き出しながら当然質問します。
「一体何なのよ?エルメス」「内緒。これから、また忙しくなりそうだね」「何が?」「秘密」
――これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、そのマスコットキャラである人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。
静先輩や、サモエド仮面、陸太郎、ワンワン刑事もなんとなく大活躍〜!?
そして、2巻では“あのキャラ”が登場!
©メディアワークス
学園キノ 2について
「学園キノ 2」は、メディアワークスが2007年7月31日に発売のライトノベル作品。原作:時雨沢恵一(著)、黒星紅白(イラスト)。