今日、となりには君がいない。｜ライトノベルデータベース

『今日、となりには君がいない。』の内容

「僕は君を忘れない。なにがあっても、絶対に」 たったひとつの笑顔を残して、彼女は僕の前から姿を消した。
朝霧凛。
他人とふれあうことを拒んで、壁を作って、誰も寄せ付けなくて
けれど、心の底では確かにぬくもりを求めていた、美しい黒髪の少女。
そんな彼女に僕が一目惚れをしたときから、この物語は始まった。
だけど、彼女が初めて僕に笑いかけてくれた日 僕は全てを失った。
まばゆい笑顔だけを残して、彼女は僕の前からその姿を消してしまったのだ。
そして同時に、凛に関する記憶だけが、ぽっかりと穴が開いたように、周囲の人々の中から消えてしまう。
それから二年。
忘れられた少女の記憶を胸に高二になった僕の前に、ひとりの転校生がやってくる。
彼女は自らのことを、朝霧凜だと語り……!?
新人賞〈佳作〉受賞の鮮烈な青春ストーリー！

©講談社

今日、となりには君がいない。について

「今日、となりには君がいない。」は、講談社が2015年1月28日に発売のライトノベル作品。原作：J・サイロー、鈴木信吾(著)。