安達としまむら 6
『安達としまむら 6』の内容
夏休み後半。 安達のしまむらへの想いは高まり──。 女子高生二人の日常が、ほんの少し動き出す。
喧嘩の仲直りを経て、元の関係に戻ったかに見えた安達としまむら。
しかし、安達のしまむらへの想いは、現状維持で満足することを許してくれず、流されるのでは無く、自ら先へ先へと進もうとしていた。
「しまむら、遊ぼう!」 「え、無理無理。お盆は祖父ちゃんたちの家に行くから」
「そうなんだ……何泊?」 「三泊四日の予定でございます」
「じゃ、じゃあ。四日後、また来ても……」 「あー、じゃあ帰ったら電話するから」
「待ってる」
しまむらを待ちきれず、電話とメールで連絡をしてしまう安達。
そんな様子に、しまむらの中でも安達への想いが変わりつつあった。
そして迎えた花火大会の夜。 浴衣を身に纏い、お祭りの喧噪の中を歩く二人。
安達のしまむらへの想いは、花火とともに大きく舞い上がる。
©KADOKAWA
安達としまむら 6について
「安達としまむら 6」は、KADOKAWAが2016年5月6日に発売のライトノベル作品。原作:入間人間(著)、のん(イラスト)。