B.A.D. 7
『B.A.D. 7』の内容
「君は、知らないと繰り返しただけだ。それだけさ」
「どうせ、退屈だ。暇潰しにはなるだろうさ」 そう言い繭墨あざかは依頼を受けた。弟の死の真相を知りたいと依頼人は語った。さらには弟の恋人が、彼の髑髏をもって逃げたのだという。同じ日、僕は事務所内に隠れていた少女を発見する。みすぼらしい格好で繭墨のチョコレートを食い散らかした幼い少女は僕に無邪気な笑顔をむけてくる。その腕に、乾いた髑髏を抱きしめながら――
残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー第7弾!
©エンターブレイン
B.A.D. 7について
「B.A.D. 7」は、エンターブレインが2012年1月27日に発売のライトノベル作品。原作:綾里けいし(著)、kona(イラスト)。